風景に溶け込む美しいたたずまい

私たちが考えるこれからの住宅のあるべき姿は、先人の知恵によって培われた「普遍的な日本の住まいづくり」に、科学的に立証された安全や快適を実現する技術を融合させること。そのたたずまいは景色の中で自己主張をするような建築ではなく、日本の原風景を想起させる、豊かな自然景観や歴史的な町並みに溶け込むような姿であって欲しいと考えます。

建物のたたずまいが自然に溶け込むのと同じように、日常的に自然を感じる暮らしを送っていただきたいと考えます。そのためには敷地内に十分な緑の空間を設けることで、外の豊かなものを室内に緩やかに取り込むつなぎ役とします。
室内空間が外部へと拡張され、また、外でも内でもない中間的な領域ができることで、建築面積では表せないのびのびとした暮らしが生まれます。

「滋賀の景色をつくる家」は2つのスタイルを想定。そのひとつが延床面積30坪のコンパクトなスタイル。
空間に立体的な変化をつけ外の豊かなものを取り込むことで、建て坪からは想像できない豊かな広がりのある空間が生まれます。
小さくてものびのびと暮らせる家なら、土地と建物にかかるコストバランスを、賢く分配することができます。

暮らしの中心にあるダイニングは、様々な居場所がつながり、立体的に広さを感じられる空間。光や雲の動きを感じながら、会話や料理を楽しむことができます。

木のぬくもりに包まれた、こもり感のあるリビング。外の緑を眺めながらのんびりとくつろぐことができます。外とのつながりを楽しめる、とっておきの場所です。

LDKに寝室を隣接させることで、将来的に子どもが巣立った後、平屋暮らしのような生活を楽しむことができます。無駄な動線はつくりません。

2階はすべて子どもたちのスペース。ひとつの大きな空間にしておけば、子でもの成長に合わせて自由にレイアウトを変えることができます。

上下階がつながると、家族の気配を感じることができるだけでなく、自然エネルギーを上手にいかすことができ、快適で省エネな暮らしにつながります。

構造：木造2階建て／SE構法、1階：73.49㎡（22.18坪）、2階：24.84㎡（7.49坪）
延床面積：98.33㎡（29.67坪）

• のんびりとした暮らしを求めて、滋賀で家づくりをと考えておられる方
• アウトドアライフやガーデニングが好きな方
• 建物はコンパクトで良いので、庭や2台分の駐車スペースが欲しいと考えておられる方
• 将来、子どもが巣立った後は、平屋暮らしのような生活ができることをお望みの方
• 通勤通学を考えて、利便性の高い地域に家づくりをしたいが、土地＋建物の予算に限りがある方
• 延床面積は30坪、本体価格が2,500万円前後で家づくりをお考えの方

敷地にゆとりのある、郊外の田園風景の中の伝統的な日本家屋の建て替えや、数世代が一緒に暮らすことをイメージした、延床面積48.9坪の大きめの住宅。周囲の建物や自然景観との調和を考えた「新築なのにずっと前からここにあったよう」と思われる、しっとりしたたたずまいが特徴です。
空間のゆとりを生かした開放的な空間と緑や風を感じながらゆったりと暮らすことができることを考えています。

緑のあるアプローチ空間は外と内とを柔らかくつなぎ、外の豊かなものを取り込みながらプライバシーを守ります。街中でも四季を感じる暮らしと、道行く人にも緑のおすそわけができます。

広々としたLDKは、格子状の渡り廊下や格子戸など木材をふんだんに使うことで、落ち着いた空間に。また、色調を白・黒・木にまとめることで、飽きのこない空間づくりをします。

大開口から眺めるテラス、格子廊下から下にもれる光。ただ上下や外部とをつなげるのではなく、緑や風、光を上手にとりこみ、上質で豊かな暮らしができる工夫をします。

LDKの一角にある書斎は格子戸で曖昧に仕切ることができます。密閉された空間ではなく、格子戸を抜ける風や光がデスクワークをするのに快適な環境をつくります。

• 広い敷地を生かした、広々としたLDKや寝室、趣味の部屋などがあるプランをお望みの方
• 現在のお住まいを建て替えて、二世帯住宅にすることをご検討されている方
• 自宅の一部をオフィスや店舗として使うなど、職住一体型の住まいづくりをお考えの方
• ビルトイン・ガレージで複数台の自動車を格納できるガレージハウスをご検討中の方